指と自律神経の関係
ちょっとだけ理由を話して、すぐに実技をしていきますね。人の体には、筋肉の長さ硬さを検知するセンサーがあります。
筋肉が伸ばされ続けると、どうなりますか?
ちぎれちゃいますよね?このセンサーが働くと、ちぎれないように力を勝手に入れてくれるというわけです。
例えば、猫背の人の、首後ろ、肩の筋肉は悪い姿勢によって伸ばされた筋肉のセンサーが反応して、ちぎれないようにずっと力を入れてくれています。これがコリ、筋肉の硬さになるんですね。
そして、センサーには2つの特徴があります。
1つめ、ストレスを感じると敏感になる
2つ目、脳の安心感を司る場所(孤束核など)を刺激する
つまり、ストレスによって筋肉は硬くなりやすくなる。センサーを適切に刺激することで、安心していいよと、副交感神経にはたらきかけることができるってことです。
最後に、センサーが多い場所についてです。
短い筋肉に多いと言われてます。
背骨と背骨の間、指、噛む筋肉などです。
自律神経が乱れてる人は、首から腰までの背骨付近、手先、足先などが硬くなりやすいということです。逆にここが硬いなら、自律神経が乱れてるかもしれませんよ。
背骨や指先というのは、あなたのストレス度合いを教えてくれる場所でもあり
リラックスをするためのスイッチでもあるというわけですね。
今日はその中でも、末端冷え性にも関係する指のセルフケア3ステップで紹介します。