なんで産後の骨盤矯正がダメなの！？
って声が聞こえてきそうです笑
はい、坂戸市で腰痛と自律神経の乱れからくる不調の根本整体 代表の山﨑です！
前回から産後の腰痛、骨盤矯正について記事を書いています。本日は少しカタカナが出てきますが
女性にとっては大切なことですので、読んでみて下さい！
普段はあまり専門用語を使わないようにしているのですが、カタカナの名前は流石に変えられないです笑
さて、女性が妊娠するとどうなるか。
ホルモンバランス、自律神経のバランスから変化が起きて、気持ち的にも精神的にも変化を感じると思います。そんな中で周りも含めて最も変化するのは、、、そう体型ですね！
つまりは
お腹が膨らみますよね！
誰でも知っていることですよね！まず、お腹（体幹）は、骨盤の上に乗っています
骨盤というお皿の上に、お腹が乗っているイメージです。
ではお腹が大きくなったら、骨盤はどうなるのでしょう。
乗っているものが大きくなって、お皿が小さいと
溢れかえってこぼれちゃいますよね？そうならない様に
妊娠すると女性は骨盤が開く（お皿が大きくなる様に）
と言われています。そのほかに骨盤が開くと
左右の骨盤の間隔が広がるので、赤ちゃんが
外に出てきやすくなる効果もあります。
細かくいうと、骨盤が開くというのは左右だけではなく前後にも広がります。
お尻の真ん中には尾骨という骨があります。よく、尻もちをついた時に骨折しやすいと言われている骨のことです！
この尾骨がおじぎするように動きます。前にお辞儀しているときはお腹の力が入っているとき。
後ろに倒れているときは骨盤底筋が働いているとき。と言われています。
出産のときに大事なのは、お腹の力が働いて、尾骨がお辞儀することです。そうすることで、産道が広がり、赤ちゃんがスムーズに出てこれるようになり、母子ともに身体にかかる負担が減ると言われています。
、、、話が逸れてしまいましたね笑
これはまた別の機会に話しましょう！
本題に戻りますね！
お腹の膨らみと骨盤の歪み
普段、骨盤は靭帯と言われるバンドで動かない様に固定されています。このバンドはとても強いです。
なので、体重の半分以上になる上半身を骨盤で支えられているんですね。
そんなしっかり作られている骨盤を無理やり広げようと
力を入れるとどうなるでしょうか。めちゃくちゃ痛いはずです笑
そこで女性は妊娠すると『リラキシン』
というホルモンが分泌されます。
これは骨盤の靭帯を柔らかくして
骨盤が広がりやすい様にするホルモンです。
そのおかげで、①骨盤が広がり、大きなお腹を受け止められる
②産道を広く保てる
というメリットがあります。
では、役目を果たした広がった骨盤が出産後どうなるのか。
中々元に戻らないんですよね。
なぜなら、広がった身体を正常だと体が誤認しているから！
それを無理やり骨盤矯正したらどうなるでしょうか。
確かに元の位置に戻るでしょう。しかし、元の小さい骨盤の形を保つための靭帯（バンド）は
伸びきっているので、昔のように小さい骨盤を保っていることができません。
それが腰痛の再発、骨盤の歪みの再発になるわけです。
さらに、緩い骨盤を無理に動かすと正常の動きよりも動かしすぎて、悪化する人もいます。
え、じゃあどうすればいいの？って思いますよね。
今回は産後の腰痛、骨盤の歪みになんでもかんでも骨盤矯正をすればいいってことじゃない！ことを知って頂ける機会になればOKです。
対策はまた別の記事に記そうと思っています。長くなってしまうのでね！
それは次の記事をお楽しみに！
これからも坂戸市・坂戸市周辺の方々の健康事情に貢献できるよう情報を発信して参ります。もし少しでもいいなと思ったら、また見にきて下さいね！
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