自律神経の乱れとセルフケア
なんだか気分が落ちている
やる気がでない
頭痛がある
俗にいう「自律神経の乱れからくる不調」と言われるものを感じた時、自分で何かしようと思ったら何がいいんだろう?
って感じたことないですか?
おそらくネットで調べると、ストレッチがいいよ、運動がいいよというカラダに対するケア
考え方、捉え方など認知の歪みと呼ばれるものに対するセルフケア
2つが出てくると思います。私も実際に来られた方に、セルフケアを指導しますが
食事、ストレッチ、運動、心理療法、その人にあったものを選択しています。
その中で今回、食事は外しますね。食事はどんなセルフケアをやるにしても、実践して損はない基礎になるので。
まずこんな結果が出てる例があるよってものを1つ紹介します。
研究の報告例
スポーツ選手を4つのグループに分けてトレーニングのスケジュールを立てました。
グループ1 、100%の体のトレーニング
グループ2、75%の体のトレーニング、25%のメンタルトレーニング
グループ3 、50%の体のトレーニング、50%のメンタルトレーニング
グループ4 、25%の体のトレーニング、75%のメンタルトレーニング
興味深いことに75%のメンタルトレーニングを行ったグループが最も良い結果を残したそうです。
条件が違うので、安易に、不調がある人と比べることはできませんが、メンタル面へのアプローチはかなり影響しそうだと言う事は想像できますよね。
メンタル面、つまりあなたの考え方の癖で
・分かってても続かない
・どうせ変わらないと感じてしまう
・そもそもやる気がでない
と言うのであれば、おそらく体に対するセルフケアが大事だと言っても、やらなかったり、続かなかったりすると思います。
そういった意味では、確かに考え方にアプローチできる心理療法から行う事は大切かなと思います。
姿勢と自律神経の関係
確かに、メンタル面へのケアが有効な場合もあるということがわかりました。しかし姿勢の歪みが原因で
・肩こりがある
・頭痛がある
などの、痛みや凝りを感じていて、それが原因となって、しんどい。やる気が出ないと言うなら、痛みや凝りを解消する。筋肉に対するセルフケアを、優先的に行うことを考えてもいいと思います。
逆に痛みや凝りは全く感じず、体が重い、やる気が出ない、こんな不調を感じているなら心理的なケアから始めてみても良いと思います。









